湿原 ワタスゲを見つけました。まだ花が終ったばかりで、綿毛が伸び始めたばかりです。今年は園内では春先に花を発見できず心配しましたが、花を咲かせていたようです。株数は例年に比べると少ないような気がします。
築山 マイヅルソウが咲き始めました。ザイフリボク、ホンシャクナゲが咲いています。
ミズバショウ池とその周辺 ミズバショウは大きな株は花が終りかけです。リュウキンカが見ごろとなっています。セイヨウジュウニヒトエは園芸種です。芝生に生えているキランソウと同じ仲間です。ダイセンミツバツツジはひるがの高原周辺での自生地は未確認です。夫婦滝周辺の崖に咲いているものがそうかもしれませんが近づけないのでよくわかりません。崖のものはトウゴクミツバツツジの可能性もあります。ダイセンミツバツツジによく似たユキグニミツバツツジはひるがの高原の雑木林や高鷲町内でも見たことがあります。
芝生 どれも背が低くて見逃してしまいそうです。
山野草園~分水嶺公園口 ズミは5月中旬ごろ花が開き始めます。今はつぼみがついています。つぼみは赤いですが花は白いです。シロモジは園内には少ないですが、あやめ沢湿原の周辺の林にはたくさんあります。ザゼンソウは仏炎苞が出てきてから葉を広げますが、ヒメザゼンソウは先に葉を広げ、6月に葉が枯れてから仏炎苞が出てきます。オオバタネツケバナは側小葉と比べて頂小葉の方がかなり大きいことが特徴です。タチツボスミレとオオタチツボスミレはよく似ています。オオタチツボスミレの距の色は白、タチツボスミレの距の色は紫色を帯びます。距とは花弁の根元についていて後ろに飛び出している部分のことです。