ドジョウ、イモリ
もともと、植物が専門なのですが、子供たちには動物の方が人気があるので、昆虫も記事を載せるようになったのですが、地元の小学校の生活科の授業のサポートをしている関係で、ついに水の中の生き物も調べることになりました。園内の池で作業をしているとドジョウやイモリは見かけましたが、捕まえて観察したのは今回が初めてです。それで、ドジョウには2種類いることがわかりました。1種はいわゆる普通のドジョウで、もう1種は、図鑑で調べるとシマドジョウの仲間に似ており、分布域も考えてとりあえずニシシマドジョウとしましたが、河川の砂底に生息するシマドジョウの仲間が、園内の泥底の水路の中にドジョウと一緒にいたのかが不思議です。おそらく、植物園の水路には長良川の上流から導水している水が入っているからではないだろうかと思います。アカハライモリは、最近、絶滅危惧種のリストにものったので、全国的には減少しているのだと思われますが、園内にはたくさん棲んでいます。このイモリは、娘の通っている保育園にもらわれていきました。
2017年6月20日 11:47 AM