アズキナシとウラジロノキ
アズキナシとウラジロノキはともにバラ科の高木です。ひるがの高原周辺では、新緑がさらに濃くなる頃、5月下旬に林の中で白い花を咲かせます。
たまたまなのか、ひるがの高原周辺ではアズキナシの花の方が圧倒的に見る機会が多く、ウラジロノキの方は花を見たのはこれまで3回だけです。ただし、大日ヶ岳の登山道沿いで幼木をよくみるので、花の時期にたまたま出会っていないだけかもしれません。高木なので、花に気が付かないことも多いと思います。
アズキナシとウラジロノキの花の様子はとても良く似ています。ウラジロノキは葉の裏が白く、両種の葉の鋸歯の様子が違うので区別できるのですが、遠くからだと葉の鋸歯は分かりづらく、光の加減では葉の裏の色もよくわからないことがあります。
2019年5月31日 5:41 PM