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オオジシギ

今、自宅の周辺でオオジシギがディスプレイフライトをしています。

オオジシギ

6月に入ってからオオジシギを見かけなくなったので、いなくなったのかと思いましたが、先日、夕方7時ごろ自宅の前で久しぶりにディスプレイフライトの音を聞きました。10年ぐらい前は、この時期は日中でも数羽が同時にディスプレイしているのをよく見かけたのですが、最近は、ぜんぜん見ないです。日本へはグリーンシーズンに繁殖にやってくる渡り鳥なので、原因が越冬地(オーストラリア東部やインドネシア付近だそうです)の環境にあるのか、それともひるがの高原の環境が悪化しているからなのかよくわかりません。日本野鳥の会のオオジシギ保護調査プロジェクトのページによると、年々、越冬地でも繁殖地でも個体数が減少しているとのことなので、ここ20~30年の間の極東・東アジア・東南アジア地域全体の経済発展の影響による自然環境の悪化が原因かもしれません。

オオジシギ

数年前からひるがの高原で数が減っているのではないかと心配しているオオジシギです。今年は姿はまだ見ていませんが,4月下旬ごろから,自宅で夜,窓を開けていると必ずディスプレイフライトの音が聞こえてきます。時刻は,19時を過ぎたあたりから24時ごろまで断続的に聞こえてきます。自宅は裏が湿原で前が雑木林なので,この時期,夜はオオジシギとシュレーゲルアオガエルなどの声,朝晩はクロツグミ,日中はキビタキやアオジなどがずっとさえずっていていつもにぎやかです。夜にフクロウや早朝にアカショウビンの声を聞くこともあります。

オオジシギのディスプレイフライト

朝方、あやめ沢付近で今年初めてオオジシギのディスプレイフライトを確認しました。
夜も、21時半頃から1時間半以上ディスプレイを行っていました。

オオジシギを確認(今年初)

今年は5月になっても、ひるがの湿原植物園やあやめ沢でオオジシギが確認できず、心配していましたが、昨日の11時ごろに、ひるがのマス園近くの湿地で鳴き声が聞こえてきました。ディスプレイはしておらず姿は見えませんが、地面付近の低い場所に止まって鳴いているようでした。とりあえず安心しました。

オオジシギがやって来ない

5月に入りましたが、まだ、オオジシギの声を聞いていません。例年、4月下旬には聞いていたので、今年は異常事態です。

ひるがの高原の自然情報

7月1日~7月6日のひるがの高原の自然情報です。

あやめ沢湿原では、ミズチドリ、ノハナショウブが見頃です。
ポケットパークの湿原では、クサレダマ、ヤマトキソウが咲いています。

7月に入っても、カッコウ、ウグイス、ホトトギスの声が聞こえてきます。オオジシギは、日中に声を聞くことはほとんどなくなりましたが、7月6日のホタル観察会中(午後8時ごろ)にディスプレイフライトの音が聞こえてきました。

6月下旬からひるがの高原スキー場付近の水路でゲンジボタルが観察されました。7月に入ってから分水嶺公園周辺でも見られるようになりました。7月6日にひるがの湿原植物園でヘイケボタルが観察されました(今年初)。

5月下旬から鳴いていたハルゼミ、エゾハルゼミは、6月中旬~下旬には、高原内のいたるところで、たくさんの声が聞こえましたが、7月に入ってから声があまりしなくなりました。7月5日の夕方にヒグラシの声が聞こえました(今年初)。

オオジシギ

この時期、深夜、2階で窓を開けてブログを書いていると、時折、オオジシギのディスプレイフライトの音が聞こえてきます。今日も夜11時前から聞こえだし、0時半を過ぎましたが、まだ、音が聞こえてきます。この間、ずっと音が聞こえているわけではなくて、「5~10分ぐらい聞こえて、10~20分ぐらい休んで」、の繰り返しです。
そういえば、今朝は、植物園のすぐ横の電柱の上に止まっているのを見かけました。電柱に泊まっているのを見たのは今年初めてのような気がします。時折鳴き声を上げますが、ディスプレイの時のような感じではなく中途半端なところで止めてしまいます。

ひるがの高原の自然情報

先週末ぐらいから割き始めたズミ、ウワミズザクラは咲き年のようで、かなり低い木でも花をつけています。コナラ、アカマツの花も咲き始めました。低木では、付近の丘陵地でオオカメノキに代わってミヤマガマズミが咲き始めています。ヤマツツジ、マルバアオダモも咲いています。

高原の道端では、低木のナツグミ、つる植物のフジ、アケビが咲いています。

水田や湿地ではシュレーゲルアオガエルがたくさん鳴いています。他にはヤマアカガエル、モリアオガエルなどの声も聞こえてきます。川ではカジカガエルが鳴いています。

週の中ごろ以降、カッコウ、ホトトギスともよく鳴き声が聞かれるようになりました。オオジシギのディスプレイフライトも朝夕、聞こえてきます。日中に行うこともあります。他には、イカル、クロツグミ、キビタキ、コムクドリの声も良く聞こえてきます。

ひるがの高原の自然情報

今年は4月以降4回ほど降雪があり、寒い日が多いです。4月26日にも早朝に雪が降っていました。

★植物の情報
湿原
ミズバショウ:ひるがの高原スキー場の湿原を除いて、見頃となっています。例年より、花は少ないように感じます。
ザゼンソウ:あやめ沢湿原の入口やひるがの高原スキー場では、今が見頃です。
イヌコリヤナギ:湿原の周辺に生えるヤナギの仲間の低木です。
コブシ:湿原の周囲に生える落葉高木。今年は花付きが良かったのですが、霜にやられて花が汚くなってしまいました。

国道沿い
ソメイヨシノやエドヒガンは4月28日頃から咲き始めています。オオヤマザクラは、それより数日早いようです。国道156号線を名古屋方面から登ってくる途中、駒ヶ滝や夫婦滝の周辺で山肌に咲いている桜は、オオヤマザクラです。
夫婦滝のトウゴクミツバツツジはまだ咲いていないようです。


シロモジ:シロモジは丘陵地の雑木林の林縁や林床に生える落葉低木です。ひるがの高原スキー場周辺の雑木林で黄色い花が目立ちます。
タムシバ:コブシと良く似た花をつける落葉低木~小高木。国道156号沿いのものは終わっています。大日ヶ岳山麓の標高900m以上で見頃になっています。

★野鳥の情報
寒い日が多いせいか、まだ夏鳥はあまり見かけません。今年は、早朝の調査をしていないのでそのせいかもしれません。
コムクドリ:最近、湿原周辺などでよく見かけます。
オオジシギ:朝晩に、ディスプレイフライトの音が聞こえます。
カシラダカ:冬鳥なのでそろそろわたっていく時期です。今のところ、4月25日に見たのが最後です。

ひるがの高原の自然情報

先週から今週にかけて寒い日が多いです。朝は氷点下まで冷え込みます。
ミズバショウ 今のところ、例年より花は少なめです。あやめ沢湿原周辺で5分~8分咲きです。
桜 高鷲町大鷲地区では満開です。高鷲町内国道156号線西洞地内でソメイヨシノの開花前線は停滞しています。
コブシ、タムシバ 今年はどちらも咲き年のようですが、ひるがの高原では残念なことに霜で痛んだ花が多いです。

オオジシギ(4/13 ひるがので初認) 4月17日夜9時ごろ、あやめ沢周辺で2羽のディスプレイフライトを確認しました。植物園の池や天然記念物指定地Bでもみかけます。
キビタキ(4/18 ひるがので初認) あやめ沢付近の雑木林でさえずりを聞きました。オオルリとまぎらわしいさえずりでした。
クロツグミ(4/22 ひるがので初認)湿原周辺の雑木林などで、夕方5時以降、さえずりが聞こえてきます。
コムクドリ?(4/22 ひるがので初認)さえずり、姿を確認しました。遠かったので自信が無いです。
フクロウ(4/19 ひるがの)昨年、10月にあやめ沢付近の雑木林で声を聞いて以来、同じ場所で久しぶりに声を聞きました。

鷲ヶ岳の別荘地では、オオルリ、ヤブサメ、センダイムシクイのさえずりが聞こえました(4/18 鷲ヶ岳で初認)。

オオジシギのディスプレイフライト

昨晩、9時半ごろ、あやめ沢湿原周辺で2羽のオオジシギのディスプレイフライトを確認しました。

お問い合わせはこちらへ
岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり