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ホトトギスとカッコウ

昨日,今年初めて,ひるがの高原でホトトギスの声を確認しました。カッコウは,5/13に確認しています。時折,大日ヶ岳の方からツツドリの声も聞こえてきます。これで,ジュウイチ以外のカッコウの仲間3種類が出そろいました。

カッコウ、ホトトギスのひるがの飛来状況

カッコウは、先週の日曜日(5/18)、ホトトギスは、5.24に初認(声のみ)しました。

ひるがの高原の自然情報

7月1日~7月6日のひるがの高原の自然情報です。

あやめ沢湿原では、ミズチドリ、ノハナショウブが見頃です。
ポケットパークの湿原では、クサレダマ、ヤマトキソウが咲いています。

7月に入っても、カッコウ、ウグイス、ホトトギスの声が聞こえてきます。オオジシギは、日中に声を聞くことはほとんどなくなりましたが、7月6日のホタル観察会中(午後8時ごろ)にディスプレイフライトの音が聞こえてきました。

6月下旬からひるがの高原スキー場付近の水路でゲンジボタルが観察されました。7月に入ってから分水嶺公園周辺でも見られるようになりました。7月6日にひるがの湿原植物園でヘイケボタルが観察されました(今年初)。

5月下旬から鳴いていたハルゼミ、エゾハルゼミは、6月中旬~下旬には、高原内のいたるところで、たくさんの声が聞こえましたが、7月に入ってから声があまりしなくなりました。7月5日の夕方にヒグラシの声が聞こえました(今年初)。

ひるがの高原の自然情報

先週末ぐらいから割き始めたズミ、ウワミズザクラは咲き年のようで、かなり低い木でも花をつけています。コナラ、アカマツの花も咲き始めました。低木では、付近の丘陵地でオオカメノキに代わってミヤマガマズミが咲き始めています。ヤマツツジ、マルバアオダモも咲いています。

高原の道端では、低木のナツグミ、つる植物のフジ、アケビが咲いています。

水田や湿地ではシュレーゲルアオガエルがたくさん鳴いています。他にはヤマアカガエル、モリアオガエルなどの声も聞こえてきます。川ではカジカガエルが鳴いています。

週の中ごろ以降、カッコウ、ホトトギスともよく鳴き声が聞かれるようになりました。オオジシギのディスプレイフライトも朝夕、聞こえてきます。日中に行うこともあります。他には、イカル、クロツグミ、キビタキ、コムクドリの声も良く聞こえてきます。

カッコウ初鳴き

今朝、カッコウの声が聞こえてきました。最近、気温が急に上がったためでしょうか、例年よりも3日ほど早いです。

カッコウ初鳴き

今日、朝の散歩中にカッコウの鳴き声を聞きました。今年のひるがの高原での初鳴きです。

カッコウがやってきました。

今日は、久々の朝からの快晴です。毎年この時期になると南からカッコウが渡ってきます。ここ数年は毎年5月16日に初鳴きを聞いていました。今年は、15日前後が天気があまり良くなく、気温も低めで、カッコウの声も聞くことができませんでしたが、今朝、自宅の窓を開けると遠くのほうからカッコウの声が聞こえてきました。

カッコウは、ユーラシア大陸に広く分布する鳥で、冬季は、東南アジア、インド、アフリカ大陸の熱帯地方から南アフリカで越冬し、夏に北上し繁殖を行います。他の種類の鳥、例えば、オオヨシキリ、ホオジロ、モズなどの巣に卵を生みつけ、雛は産み付けられた巣の親鳥に育ててもらうという特異な生態をもちます。植物園でも、8月のはじめに、モズが仮親となっていると思われる事例を観察したことがあります。その際、巣立ったもうかなり大きなカッコウの幼鳥が動き回るのを、仮親のモズが追い掛け回していました。

カッコウの幼鳥

カッコウの幼鳥 2008.8.5撮影

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり