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クサレダマ

今日から、ページの上の画像が替わりました。キンコウカに続いて黄色い花ですが、クサレダマです。クサレダマは、漢字で書くと「腐れ玉」では無く「草連玉」です。連玉(レダマ)というのはマメ科の木本で花の色が黄色いのですが、共通点はそれだけで、あまり似ていません。

キンコウカがひるがの高原より標高の高い場所に主に生育するのに対して、クサレダマは、より標高の低い場所に生育する植物です。全国的には、かつては、低地の潟や河川周辺の湿地でたくさんの自生が見られたようですが、開発で低地の湿地はほとんどが失われ、姿を消してしまった場所も多いようです。ひるがの高原でも、クサレダマが生育できるような水分の豊富な湿地はあまり多くなく、同じような場所に見られるミズチドリとともに貴重な植物となっています。

クサレダマ

クサレダマ(2005/7/16 ひるがの高原)

ひるがの高原の自然情報

7月1日~7月6日のひるがの高原の自然情報です。

あやめ沢湿原では、ミズチドリ、ノハナショウブが見頃です。
ポケットパークの湿原では、クサレダマ、ヤマトキソウが咲いています。

7月に入っても、カッコウ、ウグイス、ホトトギスの声が聞こえてきます。オオジシギは、日中に声を聞くことはほとんどなくなりましたが、7月6日のホタル観察会中(午後8時ごろ)にディスプレイフライトの音が聞こえてきました。

6月下旬からひるがの高原スキー場付近の水路でゲンジボタルが観察されました。7月に入ってから分水嶺公園周辺でも見られるようになりました。7月6日にひるがの湿原植物園でヘイケボタルが観察されました(今年初)。

5月下旬から鳴いていたハルゼミ、エゾハルゼミは、6月中旬~下旬には、高原内のいたるところで、たくさんの声が聞こえましたが、7月に入ってから声があまりしなくなりました。7月5日の夕方にヒグラシの声が聞こえました(今年初)。

今咲いている花の写真(7月9日)

ヤマホタルブクロの花

ヤマホタルブクロの花

クサレダマの花

クサレダマの花

シモツケソウの花

シモツケソウの花

ミズチドリの花

ミズチドリの花

ノリウツギの花

ノリウツギの花

ノハナショウブの花

ノハナショウブの花

キンコウカの群落

キンコウカの群落

キンコウカの花

キンコウカの花

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり