園内で見られたトンボ(5月下旬~6月上旬)
5月から6月にかけて、園内ではトンボがよく見られます。下に挙げた写真の他にはコサナエもよく見られました。
2019年6月11日 5:24 PM
岐阜県のひるがの高原にある湿原植物園のページです(旧サイト)。
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先週末から今週末(2019/5/10~5/16)に園内で観察した昆虫です。
スゲハムシの体色は構造色(色素ではなく微細な構造による色)だということです。
サナエトンボの仲間は、写真では区別が難しく同定に自信がありません。これだと思っても手持ち図鑑(文一総合出版 日本のトンボ)の分布図からは微妙に外れていることが多いので、ひるがの高原周辺を含む美濃北部から飛騨地方にかけては、専門家にもあまり詳しくは調べられていないのではないかと思います。
手持ちの図鑑ではエゾイトトンボも分布図からちょっと外れており、東海地方では岐阜県北部の富山・石川・福井県堺のみに分布するとなっています。少なくとも東海地方では珍しいトンボだと思います。エゾイトトンボは、腹部第2節背面のスペード状の斑紋でほぼ間違いなく同定できると思います。
写真にはありませんが、シオヤトンボと思われるトンボも観察しています。
2019年5月17日 11:58 AM
今日は朝からうす曇。午前中は比較的穏やかでしたが、午後になって突風が吹いたり雷が鳴ったり夜には雨が降ったりで、気温も下がって相変わらず不穏な天候が続きます。
イカルのつがいが、植物園のお隣の庭の杉の木のこずえでさえずっています。
ミズバショウ池からはシュレーゲルアオガエルの合唱の中に時折、モリアオガエルの控えめな声が聞こえてきます。
この時期、ムラサキケマンの花が咲く頃になると出てくるのがウスバシロチョウです。いつもは、警戒心が強くてなかなか写真に撮れないのですが、今日はたまたま目の前のヤブカンゾウの葉に止まっていたので、コンデジでしたがアップで撮れました。
スイレン池の周囲では羽化したばかりと思われるコサナエが、時折風に煽られて何度もくるくると回りながらもサツキの小枝に必死につかまっていました。
水路の周辺の石の上にはシオヤトンボが止まっていました。
2012年5月18日 12:01 AM
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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり