管理者ブログ 2012年08月02日

オオジシギ (2012年8月2日)

ミズバショウ池で写真を撮っていたら、2mくらい先の池の中からものすごい勢いで1羽の鳥が飛び立ちました。飛び立つ際の最初の羽音が「ブンッ」て感じで鳥とは思えない音でした。よほど慌てていたのでしょうね。その後グェと一声鳴いて、園外に飛んでいきました。姿から判断するとオオジシギだったようです。ディスプレイフライトは7月15日の夕方に聞いたのが最後です。その翌日ぐらいから鳴き声も姿も確認できていませんでした。実は、8月に入ってからひるがのでオオジシギをはっきりと見たのは今回が初めてでした。いつひるがのから南に渡って行くのかもはっきりと分かっていません。鳴いていないオオジシギを見つけるのは難しいですね。

迷子?の鳩 (2012年8月2日)

昨日の午前中、園内に見慣れない鳩がいました。模様が変わっていますし飛び方がぎごちないので最初はキジバトの若鳥?だと思ったのですが、撮った写真を拡大してみると、右脚に白色とオレンジ色の輪がついていました。昼過ぎまでいたようですが、このブログを見て心当たりの方は、高鷲観光協会0575-73-2241または0575-72-5000までご連絡下さい。

迷子?の鳩

迷子?の鳩。足環が2個付いています。

迷子?の鳩の足環

迷子?の鳩の足環

ノリウツギ (2012年8月2日)

 ノリウツギはアジサイの仲間ですが、花の集まり(花序)の形が他のアジサイの仲間と違うので、ウツギの仲間にされてしまったようです。
 花の香りは私にはあまり良くは感じられないですが、虫たちはこの香りに誘われるのか、いろいろな種類がやってきます。ミツバチやハナバチの仲間、ハナアブの仲間、ハナムグリの仲間、蝶の仲間、ハナカミキリの仲間、そして、花にやってくる小さな虫たちを獲物として狙っているハナグモの仲間などです。
 花を良く見ると大きな花びらの付いている花と、小さな花びらの花の2種類あります。大きな花びらの花には種子が出来ません。小さな花びらの花には雄しべと雌しべがあり種子も出来ます。大きな花びらは「飾り花」または「装飾花」と呼ばれ、花が遠くからでも目立つようについているのだと考えられています。
 小さな花びらの花が終わると、飾り花の花びらは下を向いて裏返しになるようです。花が終わったことを虫たちに知らせるかのように裏返しにしているみたいで面白いですね。

ノリウツギに止まるハナムグリの仲間

ノリウツギに止まるハナムグリの仲間

ノリウツギに止まるハナムグリの仲間

ノリウツギに止まるハナムグリの仲間

ノリウツギに止まるバッタの仲間

ノリウツギに止まるバッタの仲間

ノリウツギに止まるハナカミキリの仲間

ノリウツギに止まるハナカミキリの仲間

ノリウツギに止まった蝶

ノリウツギに止まった蝶

ノリウツギ。咲いている状態。

ノリウツギ。咲いている状態。

ノリウツギの花の終わった状態。

ノリウツギの花の終わった状態。

今週咲いている花の写真 (2012年8月2日)

ミカヅキグサ

ミカヅキグサ。カヤツリグサ科の植物の花は花びらがなく、小さくて目立たないものが多いが、ミカヅキグサは湿原の中で白い花がよく目に付きます。

ノカンゾウ

ノカンゾウ。ひるがの高原では、草地や湿原にニッコウキスゲ(ゼンテイカ)の代わりにノカンゾウが群落を作ります。

コオニユリ

コオニユリ。オニユリと違いムカゴはつかないです。

ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウ。ノカンゾウに似ていますが、こちらは林の縁によく見られます。園内の芝生の花壇にあります。ノカンゾウより花びらが多いのが特徴。

オトギリソウ

オトギリソウ。鷹匠の兄弟の話から、弟切草というぶっそうな名前がついています。

サワギキョウ

サワギキョウ。まだ咲き始めです。湿原内の水路やミズバショウ池に生えています。

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岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり