今年度からホームページの上部にある画像を時折変えています。6月下旬から7月上旬はキンコウカです(7/9にクサレダマに入れ替えました)。キンコウカは、ひるがの高原では、今ではひるがの湿原植物園内の湿原にしか自生していない貴重な植物です。
キンコウカは、ひるがの高原では標高900mm以下の場所に自生していますが、全国的に見ると中部地方から北海道の、主に亜高山帯から高山帯にかけての雪田や高層湿原に分布しており、高山植物図鑑にも掲載されています。
ネットで検索すると、標高の低い場所にある自生地としては滋賀・福井県境の三国山(標高876m)にある湿原や三重県菰野町の朝明渓谷の湿地(標高約600m、自生の南限及び最低標高地)などがあるようです。
キンコウカ(2006/7/9 ひるがの湿原植物園)
2013年7月7日 4:52 PM
タグ:キンコウカ
7月1日~7月6日のひるがの高原の自然情報です。
あやめ沢湿原では、ミズチドリ、ノハナショウブが見頃です。
ポケットパークの湿原では、クサレダマ、ヤマトキソウが咲いています。
7月に入っても、カッコウ、ウグイス、ホトトギスの声が聞こえてきます。オオジシギは、日中に声を聞くことはほとんどなくなりましたが、7月6日のホタル観察会中(午後8時ごろ)にディスプレイフライトの音が聞こえてきました。
6月下旬からひるがの高原スキー場付近の水路でゲンジボタルが観察されました。7月に入ってから分水嶺公園周辺でも見られるようになりました。7月6日にひるがの湿原植物園でヘイケボタルが観察されました(今年初)。
5月下旬から鳴いていたハルゼミ、エゾハルゼミは、6月中旬~下旬には、高原内のいたるところで、たくさんの声が聞こえましたが、7月に入ってから声があまりしなくなりました。7月5日の夕方にヒグラシの声が聞こえました(今年初)。
2013年7月7日 4:45 PM
タグ:ウグイス, エゾハルゼミ, オオジシギ, カッコウ, クサレダマ, ゲンジボタル, ノハナショウブ, ハルゼミ, ヒグラシ, ヘイケボタル, ホトトギス, ミズチドリ, ヤマトキソウ
7月5日と6日のホタル観察会は雨が心配でしたが、両日とも観察会の間は雨が上がり無事開催することが出来ました。分水嶺公園でゲンジボタルが数十匹観察でき、植物園では数は少なかったですが、6日にヘイケボタルとゲンジボタルが確認できました。参加された皆様、ありがとうございました。
2013年7月7日 4:33 PM
タグ:ゲンジボタル, ヘイケボタル