クサレダマ (2013年7月9日)
今日から、ページの上の画像が替わりました。キンコウカに続いて黄色い花ですが、クサレダマです。クサレダマは、漢字で書くと「腐れ玉」では無く「草連玉」です。連玉(レダマ)というのはマメ科の木本で花の色が黄色いのですが、共通点はそれだけで、あまり似ていません。
キンコウカがひるがの高原より標高の高い場所に主に生育するのに対して、クサレダマは、より標高の低い場所に生育する植物です。全国的には、かつては、低地の潟や河川周辺の湿地でたくさんの自生が見られたようですが、開発で低地の湿地はほとんどが失われ、姿を消してしまった場所も多いようです。ひるがの高原でも、クサレダマが生育できるような水分の豊富な湿地はあまり多くなく、同じような場所に見られるミズチドリとともに貴重な植物となっています。
2013年7月9日 5:11 PM
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