冬鳥 (2014年1月30日)
今朝、自宅から外へ出ると、騒々しい鳴き声が聞こえてきます。1月に入ってから、ひるがの高原のいろいろな場所の林で時折聞く声でしたが、あいにく双眼鏡を持ち合わせていなかったりしてなかなか正体が分かりませんでした。いつも、10羽以上の群れで行動しているみたいですが、1カ所に30分ぐらいしか滞在しないようで、双眼鏡を取りに行って戻ってくるともういなかったりで、声もあまりなじみが鳴く、数年前に大群で来ていたアトリとも違うようでした。大きさは、スズメよりも小さい感じです。それで、今朝の話に戻りますが、鳥がいたのは、自宅の目の前のコナラの林で、まず、鳴き声と肉眼とでヤマガラとコゲラがいることに気が付きました。カラの混群かと思いましたが、梢の方には小さい鳥が10羽ぐらいいる感じです。カラの混群は、ひるがの周辺だと、通常、ヤマガラ、コガラ、ヒガラにエナガやコゲラが混ざるのですが、それにしては群れが大きいし、たくさん聞こえてくる声がカラ類やエナガの地鳴きじゃないので、部屋に戻って望遠レンズを付けたカメラを持ってきて撮影して拡大してみると、なんだか全体に黄色っぽい鳥が写っています。逆光だったので色がはっきりとわからかったのですが、プラス補正して見ると、きれいな黄色でした。黄色の鳥は、ひるがのでは冬だとカワラヒワぐらいしか見ません。でも、声がぜんぜん違うし、カワラヒワはそんなに群れないので、ちょっと考えて、マヒワじゃないかと思いつきました。マヒワは、何年か前に、ひるがのに来た友人がマヒワがいたよと撮影した写真と一緒に教えてくれたのですが、それから、ぜんぜん見る機会がなくて、いつか、見たいと思っていたのでした。今度は双眼鏡で数を数えてみると、23か24羽ぐらいいました。ヤマガラとコゲラはたまたま一緒になったのかもしれません。今年は、1月に入ってから雪が少ないせいか、いつもより、鳥の声をよく聞きます。天気がいい日や暖かい日には、ヤマガラのさえずりも聞こえてきます。
2014年1月30日 9:56 AM