管理者ブログ 2017年06月27日

オオジシギ (2017年6月27日)

6月に入ってからオオジシギを見かけなくなったので、いなくなったのかと思いましたが、先日、夕方7時ごろ自宅の前で久しぶりにディスプレイフライトの音を聞きました。10年ぐらい前は、この時期は日中でも数羽が同時にディスプレイしているのをよく見かけたのですが、最近は、ぜんぜん見ないです。日本へはグリーンシーズンに繁殖にやってくる渡り鳥なので、原因が越冬地(オーストラリア東部やインドネシア付近だそうです)の環境にあるのか、それともひるがの高原の環境が悪化しているからなのかよくわかりません。日本野鳥の会のオオジシギ保護調査プロジェクトのページによると、年々、越冬地でも繁殖地でも個体数が減少しているとのことなので、ここ20~30年の間の極東・東アジア・東南アジア地域全体の経済発展の影響による自然環境の悪化が原因かもしれません。

フキバッタ (2017年6月27日)

フキバッタの仲間ですが、種類は分かりません。写真では羽が確認できないので幼虫だと思われます。バッタやコオロギの仲間(バッタ目または直翅目(ちょくしもく))は不完全変態をするので、幼虫はほぼ成虫と同じ形をしています。

フキバッタの仲間(2017/6/27)

フキバッタの仲間(2017/6/27)。コオニユリの茎に止まっている。幼虫と思われる。

ハラビロトンボ (2017年6月27日)

ミズバショウ池の周辺にハラビロトンボの雌がいました。

ハラビロトンボ(2017/6/27)

ハラビロトンボ(2017/6/27)。ハラビロトンボの雌。

ハラビロトンボ(2017/6/27)

ハラビロトンボ(2017/6/27)。ハラビロトンボの雌。

ケヤキハフクロフシ (2017年6月27日)

今年は虫こぶが良く目立ちます。先日は、コナラについていたナラメリンゴフシをとりあげましたが、今日はケヤキの葉についていたケヤキハフクロフシです。築山にあるケヤキの木のほとんどすべての葉についていました。虫こぶをつくる虫は、アブラムシの仲間のケヤキヒトスジワタムシです。そのアブラムシを食べにでしょうか、テントウムシの幼虫が葉に止まっていました。

ケヤキハフクロフシ(2017/6/27)

ケヤキハフクロフシ(2017/6/27)。漢字で書くと欅葉袋五倍子。ケヤキヒトスジワタムシがつくる。

ケヤキハフクロフシ(2017/6/27)

ケヤキハフクロフシ(2017/6/27)。テントウムシの幼虫がいる。

お問い合わせはこちらへ
岐阜県郡上市高鷲町/高鷲観光協会
TEL 0575-73-2241(開園中)0575-72-5000(冬 季)
開園時間:午前9時~午後4時半
開園期間:4月下旬~10月上旬(定休日無)※変更の場合あり