ハクサンタイゲキが咲き始めました
トウダイグサの仲間のハクサンタイゲキが入口の広場の横の水路沿いで咲き始めました。杯状花序(はいじょうかじょ)と呼ばれる変わった花のつき方をします。
レンゲツツジのつぼみが大きくなってきました。つぼみの時期が蓮華(れんげ)つまりハスの花に似ていることからこの名が付きました。
湿原の中ではショウジョウバカマが少しだけ咲いています。今年のワタスゲはひるがの高原のどの湿原でも非常に数が少ないです。ちょうどワタスゲの花茎が伸びる時期の3月下旬から4月上旬に、寒暖の差が激しかったために伸び始めたばかりの花茎が霜で枯れてしまったようです。
ミズバショウ池では、リュウキンカが散り始めエンコウソウが見ごろとなってきました。リュウキンカより花茎が長く花は、よりまばらにぽつぽつと付く感じです。変わった名前ですが、漢字では猿猴草と書きます。猿猴とはテナガザルのことで、長い花茎をテナガザルの腕に見立てたとのことです。
湿原
ワタスゲ(少ない)、ショウジョウバカマ(少ない)
ミズバショウ池とその周辺
エンコウソウ、リュウキンカ、ミツバツチグリ、セイヨウキランソウ、ツボスミレ、ノミノフスマ、ダイセンミツバツツジ(終わりかけですが、つぼみもついています)、レンゲツツジ(つぼみ)、ゴマギ(つぼみ)、イロハモミジ
芝生広場~通路沿い
ウマノアシガタ、ヒメオドリコソウ、ヘラオオバコ、スイバ、タチイヌノフグリ、ミミナグサ、カキドオシ、ムラサキケマン、ミヤマキケマン、ジシバリ、スミレ
入口広場~築山
ズミ、ウワミズザクラ、ザイフリボク、コハウチワカエデ、イロハモミジ、マイヅルソウ、バッコヤナギ(実)、ハナノキ(実)、スノーフレーク、ホンシャクナゲ、ヤマブキ、コメガヤ、スズラン
山野草園
ズミ
2019年5月21日 6:35 AM